事務員の保育園日誌

保育園で働く事務員の日常や業務改善方法などを紹介します!

【実例解説!】保育園事務員の閑散期 ~7月、8月~

以前、事務員の繁忙期としてブログを書きました。
今回は閑散期として7、8月について紹介します。
 
※あくまで当園の事務員にとっての閑散期です。他の園や会社の実態と異なる事をご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

事務員にとっての閑散期 ~7月・8月編~

嵐のような6月が過ぎると、いよいよ夏です。
 
プール遊び、お祭り、虫集め等々、この時期は夏にしかできない遊びが沢山あります。園児にとっては楽しいことが満載ですが、保育士にとっては最も注意すべき時期になります。
 
7月、8月は普段の業務に合わせて、いくつかの新しい業務が加わります。8月末までの大まかなスケジュールは以下の通りです。
・プール遊び
・プール掃除
・お祭り等
・その他(キャンプ遊び、夜間保育)
 

毎日 プール遊び

園児にとって、最も好きな遊びの一つはプール遊びではないでしょうか。水を掛け合ったり、身体を大きく使って波を起こしたり、思い思いの方法でプールを楽しんでします。
 
しかしその反面、全国に目を向けると毎年のように保育園で水難事故が発生しています。
 
プールでの事故のほとんどが、保育士がほんの僅か目を離した隙に起きています。つまり、しっかりと見守っていれば防げる事故であると言えます。その為に必要なことは、園児を見守る多くの目です。
 
事務員はプール遊びの時、保育士の補助と言う形で業務に参加します。具体的にはプールの外から子ども達の動きを、特にプール内にいる保育士の死角を補う事を意識しています。
 

毎日 プール掃除

プール掃除も事務員の仕事です。
これまで掃除は早番の保育士が行っていましたが、保護者の送迎に対応しつつプールの掃除をする事は非常に大変です。その為、分担制を取り入れることになり、送迎の対応を保育士、プールの掃除を当時、入職したての私が任命され、現在に至ります。
 
最初は気乗りしませんでしたが、続けていくうちに、存外楽しいものだと思い始めました。掃除は1時間程で終わりますので、毎朝7:00頃から始めます。早朝の涼しい時間帯は静かで非常に清々しいものがあります。園長先生には内緒にしていますが、静かな音楽をBGMにしながら、それなりに楽しんで掃除をしています。
 
ここでプールの見守りや掃除が加わり「逆に忙しくなったのでは?」と思う方もいるかもしれません。
 
確かに業務は増えましたが、代わりに休みを取ったり、自由に時間を使えるチャンスが数多くあります。次に私がどこで休みを取ったり、どのように時間を使っているかをご紹介します。
 

7月各日 お祭り等

夏になると地元の各地でお祭りをはじめ沢山の催し物があります。そうした地域の催しの手伝いをするのも事務員の仕事です。
 
保育園をはじめとする社会福祉法人はその性質上、地域社会への貢献が求められています。その為、地域の行事や催しがあれば積極的に参加する法人が多いと思います。こうした行事や催しへの参加は、園児や保育士が中心となりますが、事務員はと言うと、会場の設営や警備など、やはり裏方に回ることが多いです。
 
ご想像の通り炎天下での設営の仕事は非常に大変です。しかし、どの催しも小規模なものが多く、設営は殆ど午前中に終わるので、後は勤務終了時間まで商工会や出店の店主と情報交換を行って過ごしています。またお祭り当日は、園児たちの帰園も早く比較的ゆっくりした1日となります。
 

8月 各種行事(キャンプ遊び・夜間保育等)

8月はたくさんの行事があります。
キャンプ遊びでは、近くのキャンプ場を借りて、親子一緒にカレーを作ったり草滑りをしたり、年長児だけで21時まで生活をする夜間保育も行います。
 
こうした行事でもメインで動くのは保育士です。事務員はと言うと、例えばキャンプ場の予約や保険予約、当日に使用する材料や備品の購入等、事前準備がメインとなります。これは夜間保育も同様です。つまり事務員にとって行事は、その前日まででほとんどの業務が終わっています。勿論、当日手伝う事はありますが、その場合は保育園で待機する事が多いです。その間は通常の業務をこなしつつ、ネット上で様々な情報を探しています。
 

8月 お盆

お盆は祖先の霊を祀る日本特有の行事です。
実は地元の取引業者や行政関係者の多くは、この時期を夏休みに設定しています。その為、お盆前に取引業者や行政機関とのやり取りや連絡を終わらせていると、この期間に全く連絡が入って来ないという状況が生まれます。つまり急ぎの仕事が一切入ってこないという事です。これは事務員として非常にありがたい話です。
 
園児達も親戚の家に遊びに行ったり、家族で遊びに出かけたりする時期でもあるので、日によっては登園する園児が1~2名の時があります。
 
入職したての頃は、こうした状況でも残った仕事をしていました。
しかし業務に慣れてくると、だんだんと時間を持て余すようになり、今では事前に有給を申請して、遊びに出たり趣味に没頭したり、自由に過ごしています。
 

7月、8月 リフレッシュ休暇

当園では福利厚生の一環として有給休暇とは別に、夏期に連続した6日間の休みが取得できます。いわゆる「リフレッシュ休暇」です。6日間連続取得でも、3日間ごとに分けて取得しても構いません。勿論、取得の際は他の保育士との出勤調整が必要になりますが、計画的に取得できるよう皆さん、自主的に調整を行ってくれています。その為、現在までの取得率は全員100%です。
 
そして、事務員もこの休暇が使用できます。職種的に連続した休暇は取れないので数日ごとに分けて取得していますが、大体は7月中旬に3日間、8月末に3日間と言った形で利用しています。
 
毎年、私はこの休暇を使って京都に行っていました。この2年ほどはコロナの関係で出掛けられていませんので、一刻も早い収束を願っています。
 

終わりに

このように7月、8月は閑散期と言っても通常業務に加え、新たな業務は増えます。しかし代わりに休みや時間を自由に使えるチャンスがいくつも存在する時期でもあります。ここが繁忙期と異なるところです。
 
大切な事は、休める時に休む、その為に決して妥協しない事。
 
働いている以上、仕事は大切です。しかし最も大切なのは自分自身です。自分自身が病んでしまえば、働く事も遊ぶ事も出来ません。適度に手を抜きつつしっかり休む事が重要です。
 
本来の主旨から外れてるかもしれませんが、以上が事務員の閑散期の紹介になります。保育園によっては規則や考え方も違うと思いますが、あくまで当園でのあり方ですので、その点はご注意ください。