「事務員」と聞いて、皆さんはどんな仕事をしているイメージをお持ちでしょうか?
- いつもパソコンを使っている
- 数字や計算をしている
- あまり頑張る必要がなさそう
- 地味そう
「事務員」に対するイメージはとは、人によって様々だと思います。
しかしそれは裏を返すと、事務員の仕事内容をハッキリと分かっていないということではないでしょうか。
実際に「事務員」とは、どんな仕事をしているのでしょう。
今回は、事務員の仕事を大きく5つに分けて、その業務内容を簡単に解説していきたいと思います。
一般事務
一般事務とは、書類の作成や管理、データ入力、電話・来客対応、郵便物の発送などを行います。一般的に、事務員と言われる仕事の基本的な部分になります。
経理事務
経理事務とは、伝票の仕分けや処理、帳簿の作成、経費の請求・支払い、年度末に行われる決算作業などを行います。会社や部署によっては簿記などの資格が求められる事もあります。
人事・労務事務
人事・労務事務とは、社員の採用や退職、異動や給与支払いに関する事務手続きの全般を行います。社員の勤怠管理、保険加入なども人事・労務事務の仕事です。どれも会社運営には欠かせない重要な仕事と言えます。
総務事務
総務事務とは、会社に必要な備品の準備・管理を行います。文房具やパソコン、机といったオフィスの身の回りのものは全て総務事務が準備しています。雑用係的な要素が強いと言えるかもしれません。
特許・法務事務
特許・法務事務とは、自社製品の知的財産の特許申請や管理、不動産、会社・資産登記など法的案件に関する業務を行います。また顧問弁護士とのやり取り、公式文書の管理・更新、関連法改正時の業務見直し、社内マニュアル作成なども行います。
最後に
このように、一言に「事務員」と言っても、その仕事内容は業種・職種によって様々です。さらに保育園の事務員となると、その仕事内容は多岐にわたります。
一通り解説してきましたが、事務員の仕事を一言で表すならば「サポート役」といった所でしょう。先ほどの5つの業務を見ると分かるように事務員の仕事は、データの入力や伝票の整理、経費の請求や支払、備品の準備、職員の勤怠管理など、組織の外部と関わる仕事ではなく、内部に向けた業務がメインとなります。
会社や組織を経営する上で注目されるのは、営業や企画ですが、その業務が円滑に進むように手助けしているのが、事務員の仕事です。